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【ヴィンテージ】ROLEX OYSTER DATE2020.03.18 オンタイム 梅田ロフト店
今回はヴィンテージウォッチです。
以前も紹介したロレックス。新しく入荷したものが希少なモデルでしたので鮮度が良いまま早速ご紹介を。

ROLEX OYSTER DATE
350,000円+税
オイスターデイトのブラックダイヤルです。

ヴィンテージロレックスの中ではブラックダイヤルは人気の高いモデル。勿論文字盤はオリジナル。

文字盤アップ。
以前ご紹介したモデルはマットダイヤルでしたが今回は艶ありの文字盤。いわゆるミラーダイヤル。


ん〜、良い雰囲気ですね。
60年代半ばのモデルなのでおそらくニス系染料の文字盤でしょうか。ちなみに50年代ですとラッカー染料が使われていたという話。ひび割れしやすいデメリットがあったと言われてますね。
ヴィンテージ好きからするとミラーダイヤルのひび割れが逆に良いという評価もたまに聞きます。ニス系になってからはそのデメリットを大幅に克服してくれたと言われていますね。

雰囲気抜群ですね。
経年変化は当然見られますがコンディションは良好かと思います。ガラスは交換されて使用されていますが、サイクロップレンズのぷっくり感が良い雰囲気です。

丸みあるオイスターケースが個人的には好きです。小ぶりなサイズ感でありながら存在感はしっかり感じられます。全体のデザインバランスが良いのでしょうか、絶妙ですね。
ムーブメントは名機「cal.1215」の後続機である「cal.1225」。以前も紹介しましたがスムーステンプ化と振動数を上げた機械ですね。安定した精度、摩耗も少ない良い機械という評判。
ベルトは社外品ですが良いクロコ革バンドが付属。

ヴィンテージロレックスの良さを感じ取れる逸品。現代の腕時計の方がより頑丈で素材も良くなっています。それでもヴィンテージの醸し出す空気感というものにはやはり叶わない。
この感覚に関しては人それぞれであることは重々承知ではありますが、個人的には昔の時計の生産背景や時計一本一本に込められた想いが雰囲気に表れる、そんな魅力に惹かれているところがあるでしょうか。
時計以外でもありますよねこの感覚。人気どころで言うとヴィンテージバブアーやベルスタッフ、リーバイスもそう。大手高級メゾンがこぞってサンプリングするヴィンテージミリタリーもそう。
自然とその空気感や存在感に魅入られて購入したり、参考にされている例は多々ありますよね。腕時計も一緒だなと個人的には思います。
「ただただ格好良い」
それで十分だと。

基本的にヴィンテージウォッチは一期一会。探しているモデルがタイミング良く販売されているものではありません。だからこそ買う理由は上記のような単純なものでも良いのかなと思います。
少し余談もありましたが、再びロレックスに話を戻します。
ヴィンテージウォッチの魅力を感じてみたい、興味が湧いてきている、そんな方々にロレックスはおすすめのブランドですね。

ロレックスが安定して良いものが多い理由も、3大発明の話やクロノメーター認定の話など語れるものがロレックスには沢山あります。チュードルブランドだってそう。腕時計業界にまつわる話がありとあらゆるところで聞かれるのもロレックスでしょうか。
現行ロレックスも同様に、良い時計作りを独立企業として貫いている点なども評価が高いところ。現行の評判の良さがヴィンテージにもあらわれているところもあるでしょう。人気が出るのも必然ですね。
評価もなかなか下がることがないのでプレミア価格がついているモデルも多数あります。
現行でも一番人気のデイトナもアンティークではかなり価値の高い希少なモデルとして位置づけられています。最低500万からスタート。一千万を超えるものも全然あります。かの有名なポールニューマンとなると目玉飛び出るぐらいの価格であるのは有名な話。
GMTマスターなんかもそうですね。初代のベイクライトベゼルのものでコンディション良ければ500万オーバーが普通でしょうか。割れていたりボロボロのものしか見たことありませんが雰囲気は凄まじいものがありましたね。
マニアックな話になりますがかつてのオマーン国君主が軍関係者に贈呈するために特注したGMTセカンドモデルは1500万を超えるものでした。
「ロレックスは掘れば掘るほど魅力が湧いてくる」
そんなイメージでしょうか。
ちなみにこれらのモデルも店頭にありますよ。

時計としてのクオリティの高さは説明不要。何十年も前の時計がメンテナンス次第で今でもしっかり動く、という事が良い時計の証明でもあります。
限られた数ではありますがオンタイム梅田店ではヴィンテージロレックスも取り扱いがございます。実物を手にとってこそ分かるのがヴィンテージ。その雰囲気を是非とも店頭で感じてください。お待ちしております。